ジッポー(ZIPPO)・オイルライターへのオイルの入れ方・頻度・メンテナンス方法を解説

ジッポー(zippo)は、重厚感のある見た目や、蓋を開けた時・着火する時の独特な音、さまざまなデザインから気に入ったものを選べることなどから、愛用されている方も多いのではないでしょうか。

人気なジッポーですが、定期的にメンテナンスをしたり、消耗部品を交換したりすることでより長く愛用することが可能です。扱いが難しいと思われる方もいるかもしれませんが、ポイントを知っておけば難しくはありません。ここでは、ジッポーへのオイルの注入方法やメンテナンスについて解説します。

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ジッポーへオイルを入れる頻度・タイミング

ジッポーを購入された時点では、オイルは補充されていないため、購入後にオイルを入れる必要があります。またジッポーを使用しているうちにオイルは消費されるため、定期的に補充する必要があります。

ジッポーのオイル補充頻度は、使用状況や環境によって異なります。

オイルの注入を検討した方が良いタイミングは、主に以下の通りです。

1. 火がつかなくなった時
オイルが不足すると、ウィック(芯)が十分にオイルを吸い上げられず、着火できなくなります。火がつかない、または着火しにくいと感じたら、まずオイルが不足していないか確認しましょう。

2. 着火してもすぐに消えてしまう時
通常、ジッポーライターは着火するとキャップを閉じるまで火が燃え続けます。しかし、オイルが不足していると、点火してもすぐに消えてしまうことがあります。このような場合も、オイルの補充が必要な可能性があります。

3. 使用していない期間が長い時
ジッポーのオイルは揮発性が高いため、ライターをしばらく使用しなくてもオイルが自然に減っていくことがあります。特に長期間使っていなかった場合は、オイルが揮発している可能性があるため、オイルを補充してから着火テストを行いましょう。

出典:Zippo Japan ジッポーライターとは?

ジッポー・オイルライターへのオイルの入れ方・補充方法

ここではジッポーへのオイルの入れ方・補充方法についてご紹介します。

ジッポーにオイルを入れる際の手順は以下のとおりです。

まず、ジッポーオイル缶とドライバーを用意します。

1. オイル缶の注入口をマイナスドライバー等で持ち上げる

2. ジッポーのキャップを開け、中身(インサイド・ユニット)をゆっくり引き抜く

3. インサイド・ユニットの底部を上にして、オイルを押さえるためのフェルトを持ち上げる

4. オイル缶の注入口を中綿に当ててゆっくり注ぐ

5.オイルが中綿に染みてきたら注入をやめる

6. フェルトを元の状態に戻しインサイド・ユニットを本体に戻し入れる

7. ライターの表面をティッシュ等で拭く

8. オイル缶の注入口をしっかり倒して元に戻す

出典:Zippo Japan オイルの注入方法

ジッポーに注入するオイルは、可燃性液体です。引火性が高いため、取り扱いには十分に注意し、火気の近くで作業しないように気を付けましょう。また、下記のような場所に放置しないよう、注意する必要もあります。

・高温になる場所
・長時間日光の当たる場所
・車など密閉された場所
・子どもの手の届く場所

ジッポーのメンテナンス方法

ジッポーは、オイルの補充以外のメンテナンスをすることで長く愛用することができます。どのようなメンテナンスがあるのか、具体的に見ていきましょう。

フリント(発火石)の交換

フリント(発火石)は、小さな円筒状の部品です。新品で入手した際は、既に1個挿入されていますが、消耗品のため徐々に小さくなっていきます。着火時、指に引っ掛かりを感じたり、フリントホイールが回らなくなったりしたら交換する必要があります。

1. ジッポー本体のキャップを開け、インサイド・ユニットをゆっくり引き抜く

2. インサイド・ユニットの底部にあるネジをドライバーやコインで回して外す

3. ネジと一体化した長細い部品(フリント・スプリング)と、小さくなったフリントを取り出す

4. 新しいフリントを1つ入れる

5. フリント・スプリングを元の状態になるよう差し込み、ネジをしっかり閉める

出典: Zippo Japan フリント(発火石)の交換方法

ウィック(芯)の交換

ウィック(芯)は、使っているうちに徐々に短くなり、火がつきにくくなります。オイルほどの頻度で交換する必要はありませんが、新品時の長さの半分程度、5cm程度になったら交換しましょう。

1. 本体のキャップを開けてインサイド・ユニットをゆっくり引き出す

2. インサイド・ユニットの底部にあるネジをドライバーやコインで回して外す

3. フェルト、パッド、綿、芯などをすべてピンセット等で取り出す

4. 新しい芯を防風ガードの上部から差し込み、インサイド・ユニットの内部からピンセット等で引き込む(芯の高さは防風ガードよりも少し低い位置が目安)

5. 綿の固まりをほぐし芯にからまるように詰め直す

6. フェルト、パッド、フリント・スプリング、発火石を元の状態に戻す

出典: Zippo Japan 芯のメンテナンス・交換方法

定期的なお手入れの方法

消耗品の部品の交換の他に、定期的なお手入れを行う必要があります。

1. 本体のキャップを開けてインサイド・ユニットをゆっくり引き抜く

2. 綿棒にジッポーの純製オイルを染み込ませ、ケース内部やキャップなどに付着したススを落とす

3. インサイド・ユニット表面に付着した汚れを布で拭き取る

4. ピンセットや綿棒を使って防風ガードの内側、芯のまわりなどの汚れ・ススを落とす

5. フリントや芯の状態を点検し、必要に応じて交換、元に戻す(付着しているオイルは完全に蒸発するのを待つ)

出典:Zippo Japan お手入れの方法

ジッポーは、永久保証付きの長く愛用できる製品です。お気に入りのデザインに出会えると愛着も湧き、多少のお手入れの手間は気にならないのではないでしょうか。今回ご紹介したオイルの注入方法などを参考に、常に良い状態でジッポーが使えるよう日々のお手入れをしてみてはいかがでしょうか。

オイルに触れたり、飲み込んでしまったりした場合

オイルが皮膚に付着した場合、皮膚炎が起きる恐れがあります。もし誤ってオイルに触れてしまった場合、衣類も含めて速やかに水と石鹸で洗い流してください。かぶれが治まらない場合は、医師の診断を受けるようにしましょう。 また誤って飲み込んでしまった場合は、無理に吐かず、すぐに医師の診断を受けてください。


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(本記事は2024年11月時点の情報に基づき記載をしております)
(2025年4月17日更新)

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