加熱式たばこ用デバイス本体の捨て方を徹底解説！ 吸い殻の捨て方もあわせて解説
加熱式たばこ用デバイスの本体が壊れたり不要になったりした場合、「どのゴミに出せばよいのか」「そのまま捨ててもよいのか」判断しづらいものですよね。実際に、捨て方に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、加熱式たばこ用デバイスの処分方法を、吸い殻の処分方法とともに紹介します。
加熱式たばこ用デバイスは必ず自治体のルールに従って処分する
加熱式たばこ用デバイスの内部にはリチウムイオン電池が入っており、燃えるゴミとして出してしまうと、ごみ収集車やごみ処理施設で発火・発煙し、火災につながる可能性があります。
まずは、加熱式たばこ用デバイスの処分ルールを、お住まいの自治体のホームページ等で確認してください。地域によっては、小型家電リサイクルボックスで回収している場合もあります。
また、加熱式たばこ用デバイスの機種によっては、店頭での回収も可能です。詳しくはこの後ご紹介します。
出典：神戸市役所|「加熱式たばこ」は何ごみで捨てればいいですか？
出典：札幌市|加熱式たばこ・電子たばこ、ライター
出典：秩父広域市町村圏組合|加熱式たばこ・電子たばこの捨て方についてのお願い
電子たばこも加熱式たばこ用デバイスと同じ
加熱式たばこ用デバイスと構造が似ている電子たばこも、内部にリチウムイオン電池が使用されている場合がほとんどです。そのため、ごみとして出す場合は、加熱式たばこ用デバイスと同様に、自治体のルールに従って処分する必要があります。
加熱式たばこ用デバイスの2つの処分方法
加熱式たばこ用デバイスの処分方法として2つの例を紹介します。
各社のリサイクルに出す
加熱式たばこ用デバイスは、一般社団法人日本たばこ協会、BATジャパン、JTの自主的な取り組みとして、全国約1,100のたばこ販売店等で無料回収しています。
リサイクルマークの掲示がある全国のたばこ販売店等で回収しているので、処分したいデバイスを店頭スタッフに渡しましょう。
出典：一般社団法人日本たばこ協会 加熱式たばこ機器等の回収・リサイクル活動
自治体のルールに沿って処分する
加熱式たばこ用デバイスは、自治体によって分類が異なります。また、透明・半透明の袋に入れるなど、ルールが細かく決められているケースが多いため、必ずお住まいの地域のルールを確認し、処分しましょう。
なお、デバイス本体からバッテリー（リチウムイオン電池）が取り外せる場合、自治体によっては、本体とバッテリーを分けて出すように指定されている場合もあります。
出典：札幌市 加熱式たばこ・電子たばこ、ライター
出典：札幌市 リチウムイオン電池を使用した家電製品や危険物を容器包装プラスチックに出さないでください
加熱式たばこ用デバイスを捨てる際の注意点
ここまで見てきた通り、加熱式たばこ用デバイスを捨てる際は十分な注意が必要です。自治体のルールを確認せずに、軽い気持ちでごみに出してしまうと、思わぬ事故につながる可能性もあります。お住まいの地域のルールを必ず確認してください。
吸い殻の捨て方にも注意
加熱式たばこ用デバイスで用いるたばこスティックは、基本的には燃えるゴミとして処分できます。紙巻たばこと違い、電気で加熱するため、たばこスティックが燃えてしまうことはありませんが、使用直後はスティック本体が熱くなるため注意が必要です。
また、使用後のたばこスティックを放置しておくと、小さな子どもやペットが誤飲してしまう可能性があります。スティックが十分に冷めたら、自治体の定める方法で処分できるよう分別しておきましょう。
もちろん、ポイ捨ては厳禁です。
出典：子ども・若者サポート情報 第196号「なくならない乳幼児による加熱式たばこの誤飲に注意
まとめ
加熱式たばこ用デバイスは、リチウムイオン電池が入っているため、処分の際には十分な注意が必要です。誤った捨て方をすると、ごみ収集車や処分場で発火の恐れがあります。
捨て方については自治体それぞれのルールがあり、全国共通ではありません。必ずルールを確認して適切に処分してください。
「たばこの2個持ち」は、新しいスタンダードへ
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（本記事は2024年11月時点の情報に基づき記載をしております）