台湾入国の注意点:電子たばこは持ち込み禁止!

電子たばこを取り締まる条例や法律は、国や地域ごとに異なるため注意が必要です。そこで今回は、台湾における電子たばこ事情についてご紹介します。
台湾では電子たばこは全面禁止

台湾では、2023年2月に改定された菸害防制法(たばこ危害防止法)により、電子たばこの製造や輸入、販売、供給、展示、使用が全面的に禁止されています。
日本から台湾に電子たばこを持ち込むには、衛生福利部に事前に申請し、健康リスク評価審査を受ける必要があります。
電子たばこを持ち込むと、税関で没収されて廃棄または返送されるだけでなく、最高500万台湾元の罰金が科せられる可能性があります。
なお、紙巻たばこや刻みたばこ、葉巻たばこの喫煙や持ち込みは認められていますが、ホテルの室内やレストラン内など屋内での喫煙は法律により禁じられています。
出典:日本貿易振興機構(ジェトロ)|台湾、電子たばこが全面禁止、加熱式たばこの持ち込みも禁止に
出典:外務省|加熱式たばこの台湾への持ち込みについての注意喚起
Ploom AURAなどの加熱式たばこ用デバイスも持ち込み禁止

菸害防制法により電子たばこが厳しく規制されている台湾ですが、加熱式たばこ用デバイスも例外ではありません。
菸害防制法の改定に伴い、電子たばことともに加熱式たばこ用デバイスの取り扱いも変更となり、台湾への入境時には税関への申告が義務づけられ、原則として台湾国内への持ち込みや輸入が規制されました。
無申告のまま加熱式たばこ用デバイスを台湾へ持ち込もうとすると、電子たばこ同様の罰則が適用される恐れがあります。
また飛行機を利用する際は原則、手荷物での持ち込みだけでなく、機内預けの荷物の中にも加熱式たばこ用デバイスや電子たばこを入れないよう、十分にご注意ください。
出典:公益財団法人 日本台湾交流協会|加熱式たばこの台湾への携帯品での持ち込みについての注意喚起
出典:中華民國 財政部|因應菸害防制法已於本(112)年3月22日修正施行,籲請注意相關規定
万が一、台湾の空港や港に加熱式たばこ用デバイスや電子たばこを持ち込んでしまった場合

台湾への旅行で、加熱式たばこ用デバイスや電子たばこを荷物に入れていることを忘れて、持ち込んでしまうこともあるかもしれません。
台湾の空港や港に到着した時点で、荷物の中に加熱式たばこ用デバイスや電子たばこが入っていることに気付いたら、税関に申告して放棄あるいは返送の手続きをしましょう。
申告せずに見つかった場合、最高500万台湾元の罰金という重いペナルティが課せられる可能性があります。
台湾の喫煙事情とは

喫煙に関する台湾の法律は日本よりも厳しく、加熱式たばこ用デバイスや電子たばこだけでなく、紙巻たばこなどについても厳しく規制されています。
先述のように、台湾では屋内での喫煙は基本的に禁止されており、法律では教育施設等、公共の場所の屋内スペース、3 人以上が共用する屋内の職場において全面禁煙としています。
「一人で宿泊するホテルの室内ならいいの?」と思いそうなところですが、台湾国内のホテルでは室内での喫煙を全面的に禁止されています。室内でこっそり喫煙すると、最悪の場合は通報される恐れもあります。
出典:Laws&Regulations Database of The Republic of China(Taiwan)|Tobacco Hazards Prevention Act
台湾へ電子たばこを持ち込まないよう注意!
日本国内では加熱式たばこ用デバイスや電子たばこが普及しており、日常的に使用している方も多いです。だからこそ、加熱式たばこ用デバイスや電子たばこを台湾国内に持ち込まないように注意してください。
「たばこの2個持ち」は、新しいスタンダードへ
紙巻がいい。加熱式がいい。どっちもいい。
今の時代にあった喫煙ライフを。
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(本記事は2024年10月時点の情報に基づき記載をしております)

