シーシャ(水たばこ)は違法? 法律から合法性と喫煙できる年齢を解説

最近、人気が高まっているシーシャ(水たばこ)について、興味はあるものの「法律違反にならないの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、シーシャの合法性や喫煙できる年齢について解説していきます。
水たばこは違法ではなく合法

日本では、シーシャ(水たばこ)は合法で、紙巻たばこを吸うことが認められる20歳以上の方が楽しむことについては何ら問題ありません。
20歳以上の方がシーシャバーに出向き、嗜むことについては法律違反になりませんので安心してください。
シーシャは、水たばこ用のたばこ「シーシャたばこ」を加熱させて、その蒸気を水にくぐらせ冷却し、水パイプの長いホースから冷やされた蒸気を吸引して味わいます。シーシャたばこは、香料や味が付けられていますが、たばこ葉を使用しているものが多く、これは法律上の扱いが紙巻たばこと同じ「製造たばこ」になります。
たばこ事業法の第一章第二条で、製造たばこの定義について明記されています。
“三 製造たばこ 葉たばこを原料の全部又は一部とし、喫煙用、かみ用又はかぎ用に供し得る状態に製造されたものをいう。”
したがって、シーシャは紙巻たばこと同様に、日本では20歳以上の方が吸うことについては合法です。
シーシャバーでの喫煙も合法

シーシャバーは、日本の法律に則って営業されているため、お店でシーシャを吸うことについても法律上問題はなく、合法です。
シーシャバーなどのシーシャを提供する施設は、たばこ事業法やたばこ事業法施行規則に基づいた審査を受けて、財務省の許可を得ています。具体的には、「製造たばこの小売販売業の出張販売の許可」や、「製造たばこの小売販売業の許可」が該当します。
参考:財務省「製造たばこの小売販売業の出張販売の許可」
財務省「製造たばこの小売販売業の許可」
20歳未満の水たばこの喫煙は違法

ここまでご紹介したように、水たばこを吸うこと自体や、シーシャバー等で水たばこを吸うことについては、違法性はありません。
しかし、たばこ葉を用いているシーシャたばこは紙巻たばこと同じ製造たばこに該当し、20歳未満の方が吸うことは違法です。これは、「二十歳未満ノ者ノ喫煙ノ禁止ニ関スル法律」で定められています。
参考:二十歳未満ノ者ノ喫煙ノ禁止ニ関スル法律(明治三十三年法律第三十三号) (e-GOV法令検索)
もし、シーシャを提供するお店が20歳未満と知りながらシーシャを提供した場合には、この法律の違反となり、罰金を科される可能性があります。
また、20歳未満の方については、シーシャを提供するお店への立ち入りが禁止されているため、シーシャバーなどの入店の際はお店の人から年齢確認が行われることもあります。これは、「健康増進法」で定められています。
参考:健康増進法(平成十四年法律第百三号)(e-GOV法令検索)
こちらの記事もあわせてご覧ください。
シーシャに年齢確認なしは嘘!シーシャ、シーシャバーの年齢制限を解説
まとめ

シーシャを吸うこと自体は合法であり、20歳以上の方が楽しむぶんには何ら問題はありません。また、シーシャを提供するお店は法律に定められたルールに則って運営されており、こうしたお店で嗜むのも合法ですので安心してください。ただし、20歳未満の方の喫煙は、法律で禁止されています。
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(本記事は2024年11月時点の情報に基づき記載しています)


