【簡単DIY】空き缶で灰皿を作る方法!代用品や捨て方も解説
急な来客や外出先で、灰皿がなくて困った経験はありませんか?そんな時、身近にある空き缶が、わずか数秒で便利な灰皿に早変わりします。この記事では、災害時にも役立つ簡易的な作り方から、長く愛用できる本格的なDIY、さらには自分だけのオリジナルデザインに仕上げるアレンジ方法まで、空き缶を灰皿として賢く活用するノウハウを徹底解説。
※本記事は緊急時の対処法として役立つ情報をまとめたもので、喫煙を促す意図はありません。
空き缶灰皿の作り方!手軽にできるDIYアイデア

基本の空き缶灰皿の作り方(数秒でできる簡易版)
災害時や突然の来客など、灰皿が手元にない場面で役立つ簡易版です。用意するのは空いたアルミ缶と水だけ。
・缶の上部をプルタブごと完全に開け、水を底から三分の一ほど注ぐ。
・吸い殻を入れ、火が消えたら都度水に沈める。
空き缶は熱伝導が高く、短時間で缶全体が熱くなるため、ステンレスマグなど耐熱性の高い物の上に置くと安全性が向上します。可燃物から十分離し、平坦な不燃面(コンクリート等)の上で使用してください。
しっかり使える空き缶灰皿の作り方(加工あり)
長期的に使いたい場合は、缶にひと工夫して耐久性と安全性を高めます。
1.缶の上端から高さ2センチ程度の位置に缶切りで円周上の切り込みを入れ、上部を取り外します。
2.金属ヤスリでバリを丁寧に除去し、切り口を折り返して二重に曲げると安全性が高まります。この際、金属の粉塵を吸い込まないようマスクを着用し、保護メガネを装着の上、手を保護するために作業用手袋を使用してください。屋外または十分に換気された場所で作業することを推奨します。
3.底に園芸用の耐熱砂を1センチほど敷き詰めると消火性能が高まり、熱が缶底に集中するのを防ぎます。
4.サイドに直径5ミリの空気穴を3〜4カ所開けることで、内部の温度上昇を抑制しつつ煙を逃がします。(屋外利用時のオプション。屋内での使用は推奨しません)
おしゃれにアレンジ!オリジナル空き缶灰皿のアイデア
DIYを愉しむならデザインにもこだわりたいところ。耐熱スプレー塗料で缶を好みの色に塗装し、乾燥後に防錆クリアでコーティングするだけで質感が大きくアップします。さらに、耐熱マスキングテープを使い幾何学模様を描けば、市販のアウトドアギアのようなスタイリッシュな仕上がりになります。耐熱塗料の使用温度を守り、火気厳禁・十分換気・完全乾燥後に使用してください。
空き缶灰皿を使う際の注意点と一般的に推奨される捨て方

利用上の注意点(火災・やけど防止など)
東京消防庁によると、令和4年のたばこ火災は571件で全火災件数の約15パーセントを占めています(出典:東京消防庁)。一般に、たばこの火の先端温度は吸い込んでいるときで約850℃、静かに置かれている状態でも約550℃に達するとされることがあります。この高温が熱伝導率の高い空き缶を介して周囲の可燃物に引火する危険性を高めます。空き缶灰皿を使用する際は、以下の点に特に注意してください。
・吸い殻をまとめて放置しない。内部温度が上がり再着火の恐れがある。
・缶が熱くなったら耐熱手袋を使用する。
・風が強い屋外では必ず水を入れる。
・可燃物から十分離し、平坦な不燃面(コンクリート等)の上で使用する。
吸い殻と空き缶の一般的に推奨される分別と捨て方
吸い殻は多くの自治体で可燃ごみに区分されています。一方、アルミ缶は多くの自治体で選別工程の効率化のために潰さずにリサイクルに出すことが推奨されています。潰してしまうと他の資源ごみと混ざり、機械での自動選別が困難になる場合があるためです。最終的には各自治体ルールに従ってください。
空き缶以外も!灰皿の代用品と選び方

緊急時に役立つ!身近な灰皿代用品リスト
・耐熱ガラスコップ
重さがあるので屋外でも転倒しにくい。急冷・急加熱は破損の原因となるため温度変化に注意。
・ペットボトル
底に水を入れて簡易消火が可能。高温のまま直接入れない。必ず十分な水で完全に水没させ、蓋は完全消火後。屋内利用は避ける。ただし熱変形が早いため短時間利用に限定。
・牛乳パック
内側のアルミ蒸着層が熱をある程度遮断。紙基材のため耐熱容器ではありません。屋外かつ十分な水を入れた“緊急時のみ”の最終手段に限定。
・土を入れた陶器皿
吸い殻を埋めるように消火でき、再着火リスクが低い。
※喫煙可能な場所・ルールの範囲でのみ使用してください。
代用品を選ぶ際のポイントと注意点
1.耐熱温度
プラスチック製品は180度前後で変形する物が多く、熱に弱い。
2.消火能力
水や砂を入れられる構造かどうか。
3.転倒リスク
底が広い容器ほど安全。風を受けやすい形状は避ける。
4.持ち運びやすさ
アウトドアなら蓋付きの金属ケースが最適。
まとめ

空き缶灰皿を賢く活用しよう
身近な空き缶は少しの工夫で安全かつ再利用の観点でも役立つ灰皿に変身します。使用後は吸い殻と缶を分別し、リサイクル率99パーセント以上を維持するアルミ資源循環に貢献しましょう。喫煙マナーを守り、火災ゼロとクリーンな環境を同時に目指してください。
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(本記事は2025年9月時点の情報に基づき記載しております)

