ライターがつかない「シュー」音の原因と種類別対処法 捨て方まで徹底解説
- ・ライターがつかない!「シュー」音の正体と全般的な原因
- ・「シュー」という音はガス漏れのサイン?危険性と確認方法
- ・ライターが着火しない主な原因をチェック
- ・新品のライターでもつかないことがある?
- ・環境要因も影響?気温とライターの不調
- ・ライターの種類別!つかない原因と具体的な対処法
- ・100円ライターがつかない原因と対処法
- ・ガスライターがつかない原因と対処法
- ・ターボライターがつかない原因と対処法
- ・オイルライターがつかない原因と対処法
- ・電子ライターがつかない原因と対処法
- ・着火不良を解決!ガス・オイルの充填と調整、部品交換
- ・ガスライターのガス充填方法と注意点
- ・オイルライターのオイル充填方法と芯の調整
- ・着火石(フリント)の交換方法
- ・炎の高さ調整で着火を改善する
- ・どうしても火がつかない時の最終手段と代替策
- ・ライターなしで火をつける緊急時の方法
- ・専門家への修理依頼を検討するタイミング
- ・ライターの捨て方(基本手順)とガス抜き・オイル抜き
- ・100円ライターのガス抜きと捨て方
- ・ガスライター・ターボライターのガス抜きと捨て方
- ・オイルライターのオイル抜きと捨て方
- ・電子ライターの捨て方と注意点
- ・ライターを長持ちさせるためのメンテナンスと保管方法
- ・日常的な手入れと保管のポイント
- ・故障を防ぐための注意点
- ・まとめ
- ・ 「たばこの2個持ち」は、新しいスタンダードへ
ライターがつかない!「シュー」音の正体と全般的な原因

「シュー」という音はガス漏れのサイン?危険性と確認方法
「カチッ、シュー…」。ライターから火がつかず、ガスが漏れる音だけが聞こえる時、それは単なる故障ではなく危険なガス漏れのサインかもしれません。可燃性ガスは空気より重く、静電気でも着火する事例が報告されています。この記事では、ライターの種類に応じた具体的な対処法、そして一般的に推奨される処分手順まで、あなたが抱える不安を解消するための知識を網羅的に解説します。
ライターが着火しない主な原因をチェック
シンプルな構造の100円ライターでも、着火不良の要因は多岐にわたります。
・ガス切れ
・フリント(着火石)の摩耗
・ノズルや空気孔の汚れ
・炎調整レバーが最小側に回っている
・点火スプリングの消耗
ガス残量は注入口を短時間押して噴射を確認します。必ず屋外・火気厳禁・静電気対策の上で実施してください。 フリントはホイールを回した際に火花が散らなければ交換時期です。ノズル詰まりは歯ブラシで軽く清掃すると改善する事例が多いです。
新品のライターでもつかないことがある?
購入直後につかない原因としては、低温環境などによるガス圧不足や初期不良が考えられます。まずは数分置いて常温に戻してから着火を試し、それでも改善しない場合は販売店やメーカーに相談してください。通販で購入した場合は、国内の安全基準を満たしている証であるPSCマークの有無を必ず確認してください。PSCマークがない製品は日本では販売できず、安全性の確認もないため使用は避けましょう。
環境要因も影響?気温とライターの不調
使い捨てライターに充填されているブタンガスの沸点は約-0.5℃で、気温が氷点下に近づくと気化しにくくなります。寒冷地ではライターを胸ポケットに入れて体温で温めてから使うと良いでしょう。一方、金属ボディのZippoは内部オイルの粘度上昇で芯への浸透が遅くなるため、芯を少し引き上げ、煙突上端と揃うようにカットすると着火性が改善することがあります。
ライターの種類別!つかない原因と具体的な対処法

100円ライターがつかない原因と対処法
安価なモデルはフリントとガス量が最小限に設計されており、ホイールの摩耗が早い傾向にあります。火花が出るのに火が付かない場合はガス切れ、火花自体が出ない場合はフリント切れと判断できます。これらのライターは詰め替えや分解交換が推奨されていないため、不調になった場合は処分するのが原則です。
ガスライターがつかない原因と対処法
ガス注入口のゴムパッキンが劣化すると、ガスを充填しても内部が適切な圧力にならず、着火不良を起こすケースが見られます。充填する際は、ライターを逆さに固定し、ボンベを垂直に差し込み、4〜5秒程度の注入を数回繰り返すのが目安です。充填後は気化熱で本体が冷え、ガス圧が一時的に下がるため、2〜5分程度常温に戻してから着火を試すと成功率が上がります。
ターボライターがつかない原因と対処法
ターボライターの心臓部である圧電素子と点火プラグは高電圧のスパークを発生させるため、電極間のわずかな汚れも着火不良の原因となります。清掃はエアダスターで燃焼室・ジェット部を吹き飛ばす方法が推奨されます。ガス充填直後は気化熱で本体が冷え、一時的に着火しにくくなるため、十分に常温に戻るまで待つことも重要です。
オイルライターがつかない原因と対処法
オイルの揮発と芯の劣化が主な原因です。オイルを充填する際は、内部のコットン全体が湿る程度に止め、染み出してきたら注入を止めるのが目安です。過充填は漏れやすくなります。屋内でのオイル揮発・拡散に注意し、換気下で作業してください。 芯の先端が焦げて硬化したら、少し引き上げて煙突上端と揃うようにカットすると着火性能が復活します。
電子ライターがつかない原因と対処法
リチウムイオンバッテリーの過放電が最も多い原因です。取扱説明書に従い、十分に充電してから再度試してください。電極に汚れが付着している場合は、アルコールを含ませた綿棒で除去します。内部基板が故障している場合は修理コストが高くなるため、メーカー保証期間内であれば保証を利用するのが賢明です。
着火不良を解決!ガス・オイルの充填と調整、部品交換

ガスライターのガス充填方法と注意点
1.純正または高純度ブタン(メーカー推奨品)を使用する
2.ライターをテーブルなどに置き、逆さまに固定する
3.ボンベのノズルを注入口にまっすぐ差し込み、4〜5秒程度の加圧を数回行う
4.充填後は2〜5分程度放置して、冷えた本体を常温に戻す
注入口からガスが逆流する場合はパッキンの寿命が考えられます。その場合は専用のOリングに交換しましょう。
オイルライターのオイル充填方法と芯の調整
インサイドユニットをケースから抜き、底部のフェルトをめくって、中のコットン全体が湿る程度にオイルを染み込ませます。染み出してきたら注入を止めるのが目安です。芯が黒く焦げている場合は、ピンセットで少し引き上げ、煙突上端と揃うようにカットします。芯が短くなったら新品への交換が必要です。
着火石(フリント)の交換方法
ホイール下部にあるネジを緩めてスプリングを外し、古いフリントの残りや粉を払い落とします。新しいフリントを挿入し、スプリングを戻す際は、ネジを強く締めすぎないように注意してください。
炎の高さ調整で着火を改善する
炎調整ネジをプラス(+)側に回すとガス噴射量が増え、着火しやすくなります。機種差があるため、少しずつ調整しましょう。必要以上に炎を高くしないことが重要で、本体の過熱や部品劣化の恐れがあります。
どうしても火がつかない時の最終手段と代替策
ライターなしで火をつける緊急時の方法
・マッチやガス点火棒(棒状点火具)など、他の着火具を予備として携帯する
・アウトドアシーンでは、マグネシウム製のファイヤースターターが天候に左右されず便利
・停車中・換気可能な状況に限り、車種にシガーソケット(ヒーター)機能がある場合のみ利用する
専門家への修理依頼を検討するタイミング
高級なガスライターやZippoのコレクション品は、メーカーで部品供給が続いている場合があります。自力で分解した後にガス漏れが止まらないような場合は、すぐに専門家へ修理を依頼してください。目安として、購入価格の3割を超える修理見積もりが出た場合は、買い替えも検討すると良いでしょう。
ライターの捨て方(基本手順)とガス抜き・オイル抜き
100円ライターのガス抜きと捨て方
ガスを抜く際は、必ず火の気のない風通しの良い屋外で行ってください。レバーを輪ゴムやテープで固定して押しっぱなしにし、「シュー」という音が完全に聞こえなくなるまでガスを放出します。ガス抜き後は半日〜1日放置して残留ガスがないことを確認します。乾燥後は、お住まいの自治体の分別区分に従って処分してください。例えば大阪市環境局の案内では、不燃ごみまたは燃やすごみとして出すよう指示されています。最終的には各自治体のルールに従ってください。
ガスライター・ターボライターのガス抜きと捨て方
注入口の中心をプラスチック製のツール等で押し、樹脂クリップ等で固定してガスを完全に放出させます。屋外・火気厳禁・静電気対策のうえで作業してください。機種によってガスが残りやすい構造のことがあるため、音が止まってからもしばらく放置し、再度ガスが残っていないか確認することが重要です。金属とプラスチックに分解できる機種は、分別することでリサイクルの効率が上がります。
オイルライターのオイル抜きと捨て方
インサイドユニットを取り出し、内部のコットンを新聞紙などに包んで一晩放置し、オイルを完全に揮発させます。残ったオイルがゼロになったことを確認できれば、金属ごみとして排出可能です。真ちゅう製のボディなど、素材によってはリサイクルショップで買い取りの対象になるケースもあります。
電子ライターの捨て方と注意点
リチウムイオン電池を内蔵しているため、多くの自治体で小型家電リサイクルの対象となります。各自治体が設置している回収ボックスか、メーカーの回収プログラムを利用してください。自治体やJBRC協力店の回収ルートも確認しましょう。バッテリーが取り外せない構造の場合は、無理に分解せずそのまま出します。
ライターを長持ちさせるためのメンテナンスと保管方法

日常的な手入れと保管のポイント
・ノズル周辺の汚れは、月に一度はアルコールで清掃する
・直射日光が当たる場所や、高温になる車内での放置を避ける
・長期間保管する際は、ガスやオイルを抜いてからにする
故障を防ぐための注意点
・落下させるなど、強い衝撃を与えない
・無理な改造や、指定外のガス・オイルの充填をしない
・火口が赤くなるほど連続して使用しない
ライターは便利な道具ですが、扱いを誤ると重大な事故につながる可能性があります。日常的な点検と捨て方を心掛け、安全に使い続けましょう。
まとめ
・共通:まずは汚れ除去・ガス/オイル量・炎調整を安全環境(屋外・火気厳禁・静電気対策)で確認。異音・異臭・ガス漏れ疑いがあれば直ちに使用中止。
・100円ライター:火花×/ガス○=フリント視野。火花○/炎×=ガス切れが多い→無理な分解はせず処分を。
・ガス/ターボ:高純度ブタンで正しく充填→数分常温に戻してから着火試験。電極の清掃はエアダスターが無難。
・オイル:過充填NG。換気して作業、芯は煙突上端と揃うようにトリム。
・電子:取説に従い十分に充電、電極清掃。基板不良は保証の活用を。
「たばこの2個持ち」は、新しいスタンダードへ
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(本記事は2025年9月時点の情報に基づき記載しています)

