加熱式たばこ用デバイスとは? 電子たばことの違い、仕組みを解説
- ・加熱式たばこ用デバイスとは
- ・加熱式たばこ用デバイスと他のたばことの違い
- ・紙巻たばことの違い
- ・電子たばことの違い
- ・加熱式たばこ用デバイスの構造と仕組み
- ・スティックを使用する加熱式デバイスの仕組み
- ・リキッドを用いる加熱式デバイスの仕組み
- ・加熱式たばこ用デバイスの主な機種
- ・JT
- ・フィリップ モリス ジャパン
- ・BATジャパン
- ・加熱式たばこ用デバイスに関する法規制
- ・加熱式たばこ用デバイスの特長
- ・まとめ
- ・加熱式たばこ用デバイス、電子たばこに関するよくある質問
- ・Q. JTの加熱式たばこ(Ploom AURA)はどこで買えますか?
- ・Q. JTには加熱式たばこ(Ploom AURA)以外にどんな製品がありますか?
- ・Q. JTでは電子たばこの製品を取り扱っていますか?
- ・Q. Ploom AURAの加熱モードについて詳しく教えてください。
- ・Q. 加熱式たばこは何歳から吸えますか?
- ・Q. 加熱式たばこはどこで吸えますか?

近年は、紙巻たばこだけでなく、加熱式たばこ用デバイスなどの新しいタイプのたばこも広まり、選択肢が増えました。今回は、加熱式たばこ用デバイスの特徴や仕組み、他のたばことの違いや特徴について解説します。
加熱式たばこ用デバイスとは

加熱式たばこ用デバイスとは、たばこ葉を使用し、たばこ葉を燃焼させず、加熱により蒸気(たばこベイパー)を発生させるデバイスです。日本では2014年ごろから販売されるようになり、徐々に広がりを見せてきている、新しいタイプのたばこです。
加熱式たばこ用デバイスの専用機器は複数あり、それぞれ加熱の方法が異なります。たばこ葉を直接加熱するものと、専用リキッドを加熱して、その蒸気がたばこ葉を含むカプセルを通過するものがあります。
いずれにしても、火を使わない点が従来の紙巻たばことの違いであり、燃焼による灰や煙がほとんど発生しません。
加熱式たばこ用デバイスと他のたばことの違い

加熱式たばこ用デバイスが他のたばことどう違うのか、分かりにくいという方もいるでしょう。加熱式たばこ用デバイスと他のタイプのたばこの違いについて簡単にご紹介します。
紙巻たばことの違い
紙巻たばこは、細かく刻んだたばこ葉を紙で細長く巻いたものを指します。たばこ葉を細かく刻んだ「刻(きざみ)」、それを包む「巻紙」、煙をろ過する「フィルター」などから構成されています。

紙巻たばこの多くはフィルター付きですが、少数ながらフィルターのないものもあります。加熱式たばこ用デバイスが普及する前は、たばこと言えば、一般的にこの紙巻たばこを指していました。
加熱式たばこ用デバイスとの大きな違いは、火を使うかどうかという点にあります。
紙巻たばこは、着火して使用するため、たばこ葉を燃焼させる際に煙や灰が発生しますが、加熱式たばこ用デバイスの場合は火を使わないため、燃焼による灰や煙がほとんど発生しません。
電子たばことの違い
電子たばこは、たばこ葉を使用しない代わりにフレーバーのついた液体(リキッド)を電気で加熱し、それによって生成された蒸気を吸引するデバイスです。リキッドには、ニコチンを含むものもありますが、日本国内では、ニコチンを含まないものが一般的です。
加熱式たばこ用デバイスとよく混同されがちですが、たばこ葉を使用していないことが大きな違いといえるでしょう。
加熱式たばこ用デバイスの構造と仕組み

加熱式たばこ用デバイスは、2種類のタイプに分かれます。具体的に、その仕組みについて見てみましょう。
スティックを使用する加熱式デバイスの仕組み
たばこ葉を直接、加熱するタイプは、一般的に、たばこ葉を使用した紙巻たばこに似た形状のスティックをデバイスに差し込み、ヒーターで加熱して蒸気を発生させる仕組みとなっています。
代表的なデバイスとしては、Ploom AURAやIQOS、glo™などがあります。
たばこ葉を使用したスティックは紙巻たばこと形状は似ていますが、着火をするわけではありません。製品により、たばこ葉を使用したスティックの内側から加熱するタイプと、外側から加熱するタイプがあります。
リキッドを用いる加熱式デバイスの仕組み
リキッドを用いる加熱式デバイスは、スティックを使用する加熱式デバイスとは構造が大きく異なります。
スティックを使用する加熱式デバイスは、たばこ葉を使用したスティックを直接加熱しますが、リキッドを用いる加熱式の場合は液体(リキッド)を加熱し、蒸気を発生させます。その蒸気がたばこ葉を詰めたカプセルを通過する仕組みとなっています。
加熱式たばこ用デバイスの主な機種

加熱式たばこ用デバイスにはどのような機種や銘柄があるのか、簡単にご紹介します。
JT
・ Ploom AURA(プルーム・オーラ)

「かつてない満足感」を追求した加熱式たばこ用デバイスです。たばこ葉本来の味と吸いごたえを最初から最後まで一貫して愉しめます。好みの一服をコントロールできる4つの加熱モード、スリムで美しいデザインとシンプルな操作性。そして最大27本使用できる頼れる性能で、毎日の一服を豊かに彩ります。
Ploom AURAには、独自技術「SMART HEATFLOW」が搭載されています。SMART HEATFLOWは、雑味や焦げ臭さを抑えつつたばこ葉の香味を最大限引き出す温度(320℃)を特定し、最高加熱温度を長時間キープすることで味わいの一貫性を実現。さらに、ミクロン単位の精度で加工された楕円状の加熱カップが、たばこスティックとの接触面積を増やし、たばこ葉の味わいを余すことなく引き出します。
加熱式たばこは「デバイスに合わせて吸う」ものというイメージがあるかもしれませんが、最新のデバイスでは、吸いごたえの強弱や使用時間を自分の好みに合わせて選択できるようになっています。
また、「HEAT SELECT SYSTEM」では、4つの加熱モードから好みの一服を選べます。
◆ スタンダードモード
全てのモードの平均をとったようなバランスの良さが特徴です。
吸いごたえ:●●○ / 使用時間:約5分 / 使用可能本数:約20本
◆ ストロングモード
吸いごたえが最も強く、吸い始めからすぐに満足感を味わえるのが特徴です。
吸いごたえ:●●● / 使用時間:約3分 / 使用可能本数:約25本
◆ ロングモード
長くゆったり吸えるモードで、長く吸っても飽きない味わいが特徴です。
吸いごたえ:●○○ / 使用時間:約6分 / 使用可能本数:約19本
◆ エコモード
さくっと満足感を味わいたい方向けで、1回のフル充電での使用可能本数が最も多いモードです。
吸いごたえ:●●○ / 使用時間:約3分 / 使用可能本数:約27本
※加熱モード変更にはデバイス登録とBluetooth接続が必要です。
※バッテリーの劣化や環境温度により充電時間や使用本数は増減する可能性があります。
フィリップ モリス ジャパン
フィリップ モリス ジャパンでは下記のような機種があります。
(※2026年5月時点の同社HPより)
・IQOS(アイコス) イルマiプライム
・IQOS(アイコス) イルマi
・IQOS(アイコス) イルマiワン
・lil HYBRID™(リル・ハイブリッド™)3.0
BATジャパン
BATジャパンでは下記のような機種があります。
(※2026年5月時点の同社HPより)
・glo™ Hilo(グロー ヒーロ)
・glo™ Hilo Plus(グロー ヒーロ プラス)
・glo™ HYPER pro(グロー ハイパー プロ)
加熱式たばこ用デバイスに関する法規制

加熱式たばこ用デバイスを利用するにあたって、関連する法規制にも目を向けておきましょう。
2018年に成立した「改正健康増進法」や、各自治体の定める「受動喫煙防止条例」は、愛煙家にとって非常に関わりの深いルールです。
「改正健康増進法」は、望まない受動喫煙を防止することを目的としています。多数の人が利用する施設等では、一定の場所を除いて喫煙を禁止するなどと定めています。
東京都の例を見てみましょう。東京都では、健康増進法と東京都受動喫煙防止条例によって、原則的に2人以上が利用する施設では屋内禁煙としています。
喫煙室を設置する場合は技術的基準を満たす必要があり、屋外に喫煙場所を設置する場合にも受動喫煙を生じさせない配慮が義務付けられました。加熱式たばこ用デバイスにおいても、これらの法律や条例の規制を受け、ルールに基づいて使用する必要があります。
屋内施設では、①紙巻たばこ・加熱式たばこ用デバイス双方が利用可能な喫煙室と、②加熱式たばこ用デバイス専用の喫煙室の2種別があるため、どちらでも利用できる加熱式たばこ用デバイスは、紙巻たばこに比べ、利用可能な場所が多くなります。
出典:東京都保健医療局 受動喫煙対策-東京都-
出典:厚生労働省 受動喫煙対策
出典:厚生労働省 各種喫煙室早わかり|なくそう!望まない受動喫煙。
加熱式たばこ用デバイスの特長

ここまで、加熱式たばこ用デバイスの仕組みや、紙巻たばこ、電子たばことの違いを説明してきました。ここで改めて、加熱式たばこ用デバイスの特長について整理しておきましょう。
・加熱式たばこ用デバイスは紙巻たばこのように火を使わない
・火を使わず燃焼による煙が発生しないため、灰も出ず周囲を汚さない
・飲食店での喫煙が難しくなる中でも、加熱式たばこ用デバイスに関しては専用室のある飲食店での使用が認められている
| 項目 | 加熱式たばこ用デバイス | 電子たばこ | 紙巻たばこ |
|---|---|---|---|
| 仕組み | スティック型またはリキッド+カプセル型のデバイスを使用 | バッテリー内蔵デバイスとリキッドを使用 | 刻んだたばこ葉・巻紙・フィルターから構成。フィルターなしのものも一部あり |
| たばこ葉の使用 | 使用する | 使用しない | 使用する |
| 燃焼方法 | ヒーターで加熱(燃焼なし) | 電気で加熱(燃焼なし) | 着火して使用する(燃焼あり) |
まとめ
加熱式たばこ用デバイスは、紙巻たばこや電子たばこと違う点がいくつもあり、愛用者も多くなってきています。メリットをよく把握して、ルールを守って愉しむことが大切です。
加熱式たばこ用デバイス、電子たばこに関するよくある質問
Q. JTの加熱式たばこ(Ploom AURA)はどこで買えますか?
A. JTの加熱式たばこは、主にCLUB JT公式オンラインショップ、全国のPloom Shop(実店舗)、コンビニエンスストア、一部のたばこ販売店で購入可能です。(CLUB JT公式オンラインショップはこちら)
Q. JTには加熱式たばこ(Ploom AURA)以外にどんな製品がありますか?
A. JTでは、メビウスなどの紙巻たばこやウィズというインフューズドたばこ(リキッド併用式)を販売しております。(JTのブランド一覧はこちら)
Q. JTでは電子たばこの製品を取り扱っていますか?
A. JTでは、電子たばこの販売はございません。(JTの製品ラインアップはこちら)
Q. Ploom AURAの加熱モードについて詳しく教えてください。
A. Ploom AURAの加熱モードとは、お客様のスマートフォンとデバイスをBluetooth® 接続することで、吸いごたえの強弱・使用時間の長短を選択できる仕様のことです。JT 独自の加熱技術“SMART HEATFLOW” と加熱モードを組み合わせ、お好みの一服をお愉しみいただけます。(詳しくはこちら)
Q. 加熱式たばこは何歳から吸えますか?
A. 20歳未満の方の喫煙及び加熱式たばこの使用は法律によって禁止されています。 (詳しくはこちら)
Q. 加熱式たばこはどこで吸えますか?
A. 改正健康増進法(2020年4月全面施行)により、多数の人が利用する施設は原則屋内禁煙ですが、技術的基準を満たした「喫煙専用室」や「加熱式たばこ専用喫煙室」では喫煙が可能です。喫煙所や喫煙可能な居酒屋・カフェはCLUB JTの「喫煙所マップ」で検索できます。(喫煙所マップはこちら)
(本記事は2026年5月時点の情報に基づき記載しています。)